RIKUについて
再婚している。
連れ子がいて、あとから自分の子も生まれた。
最初から父親だったわけじゃない。
父になろうとした男だ。
オムツも替えた。
外出先のトイレも率先して入った。
風呂も入れた。
「お父さん」と呼ばれるたびに、
その役目に追いつこうとしていた。
うまくいかなかった日もある。
怒りを間違えたこともある。
傷つけたこともある。
それでも、やめなかった。
俺は父になったんじゃない。
あの子が、俺を父にしてくれた。
この場所は、正解を書く場所じゃない。
迷いながらでも壊さない選択を考える場所だ。
完璧じゃない。
でも、逃げなかった。
同じように迷っている誰かのために、
俺はここで、全部さらけ出して語る。