連れ子がいる再婚で、最初にぶつかる夫婦のズレ
再婚は二人だけの問題ではありません。そこに子どもがいる場合、新しい家族の関係は三人で始まります。
父親になるという不思議な感覚
俺はもともと子どもが好きな方だった。
だから初めて会ったときも、かわいいと思った。
一緒に遊んであげたいとも思った。
でも同時に、頭のどこかで思っていた。
今日から、この子の父親になるんだ。
そう言われると、すごく不思議な感覚だった。
かわいい。
でも、それと「父親になる」は別の話だった。
言葉では分かっている。
いずれ、この子の父親になる。
でも、実感はまったく湧かなかった。
本当になれるのかな。
そんな感覚だった。
どう接していいのか分からない
正直に言うと、どう接していいのか分からないことも多かった。
例えば危ないことをしたとき。
怒っていいのか。
注意するべきなのか。
それとも、まだ踏み込まない方がいいのか。
その線引きが分からない。
本当に手探りだった。
夫婦の感じ方は違う
例えば、電車の中で靴のまま椅子に立つ子どもがいたとする。
見ていて気持ちのいいものではない。
でも、それが知らない子どもだったら、ほとんどの人は注意できない。
人の子だからだ。
でも、それが自分の家族の子どもだったら。
俺は注意すると思う。
ただ、その姿を見て母親は違う感じ方をすることもある。
そんなに怒らなくてもいいのに、と思うかもしれない。
母親も手探り
でも、これは父親だけが手探りなわけじゃない。
母親も同じだと思う。
かばうこともある。
黙っていることもある。
あとで「さっきはちょっと強かったね」と言うこともある。
その反応は、そのときによって違う。
理由はきっとシンプルで、自分の子どもをかわいがってほしいから。
新しい父親に。
夫婦のすり合わせ
だからこそ、夫婦で話しておくことが大事なんだと思う。
どういうときに注意するのか。
どこまで踏み込むのか。
誰が言うのか。
例えば、
こういうときは俺が注意する。
こういうときはお前が言う。
そういう役割のすり合わせ。
連れ子との関係は、父親一人では作れない。
母親一人でも作れない。
夫婦で作っていくものなんだと思う。


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